
G.Ryder社は、1914年ロンドンでジェラルド・ライダー氏が起こした、オーダーメイドの紙製ファイルやボックスのメーカー。 最初の注文は12ダースのレターファイル。間違いなく届けられるようにとライダー氏が荷車にのせて自ら商品を届けたのがはじまりです。 第二次世界大戦以降、多くのメーカーが機械による物作りをはじめましたが、ライダー氏は品質を第一に考え人の手による製品作りを続けたのです。 それは今日に至るまで変わる事なく伝統的な手法によるボックス作りが続けられています。


上:厚紙の裁断
下:手作業によるボックスの組立
今回は、G.Ryder社の人の手仕事に対するこだわりを語ってもらいました。
- 製造はイギリス国内で行われているのですか?
はい。セールスや管理のオフィスも含め、すべてロンドン北部のミルトンキーンズにある自社工場でのみ製造しています。
- G.Ryder社のボックスはとても丈夫ですが、その秘訣は?
ボックスの構造を作る芯材として使用している厚紙は、特に重量があり、強度のあるものを選択しています。また、ボックスの構造や種類によっては芯材に木枠を使用する場合もあります。 G.Ryderの顧客には英国王室(英国王室御用達の称号を持つ)、大英博物館、大英図書館、その他海外の博物館や美術館が多く、大切なサンプル品や書物を半永久的に保管する事を求める場合が多いため、ボックスの強度や耐久性は不可欠なのです。
- 手作業での商品作りに対するこだわりは?
G.Ryderの収納ボックスは、決まった製品を大量生産し販売するという他のメーカーとは異なり、すべてオーダーメイドの特注品になります。
ボックスのサイズ、グリップの種類、紙質、強度の種類、表面に貼る紙の素材やカラーなど、世界各国の様々な顧客の細かいニーズに対応するには、機械よりフレキシブルに対応できる熟練した職人の手が必要なのです。
また紙は自然素材であり、濡れたり乾燥するだけで、膨張収縮、変形する事もあります。
特にのり付けをする我々のボックスは、仕上がりに必要な強度と完成像を指先で把握した人間の技術が必要なのです。
手作業にこだわるのは、このフレキシビリティーそして品質を確保するためです。
リビング・モティーフではインテリアとして見せられる収納ボックスとして、サイズ、色、構造を指定してG.Ryder社にオリジナルのボックス製作を依頼しています。
機械製のボックスには無い美しいディティール、長年使い続ける事ができる充分な強度、自信を持ってお薦めできる収納ボックスです。
ついつい乱雑になりがちなラックや書棚、職人の手が生んだ収納ボックスで美しく整理しませんか?

上:様々な把手のサンプル
中:ボックスに把手を付ける工程
下:完成したオリジナルボックス









