セラベラは1862年バルセロナの小さなキャンドル工房として誕生しました。職人の技術とキャンドル作りの伝統は、世代を超えて受け継がれ発展して今日に至ります。セラベラは伝統に裏付けされた技術をもって、新しいデザインのキャンドルを数多く発表しています。1996年にはジョルディ・ラバンダ、シビラ、ハビエル・マリスカスといったスペインを中心に活躍するデザイナー、建築家、イラストレーター、アーティストを起用した、Cerabella's ART COLLECTION シリーズを発表。その自由な発想によるキャンドルシリーズは、国内外で高い評価を得ています。伝統を継承しながらも、新しいデザイン、新しい試みを続けているセラベラの製品作りについてお話を伺いました。

パリ、メゾン・エ・オブジェでのセラベラの展示ブース

上:グラス型キャンドル
下:船型キャンドル
- キャンドルの製造において長い歴史がありますが、セラベラのキャンドルの特徴は?
約150年におよぶセラベラのキャンドルは、地中海的な暖かさを感じるシンプルでクリーンなフォルム、スペインの伝統文化よりも、カタルーニャ地方の文化がより反映されているのが特徴です。自然素材を多く使い、新しいデザインや色にどんどんチャレンジするのがセラベラのスタイルです。
- キャンドル作りで最も大切にしている事は何ですか?
キャンドルは明かりを灯して明るくするだけではなく、部屋の中でも、庭に出していても、オブジェの様に美しいモノでなくてはいけないと考えています。また、キャンドルのロウは燃やすだけではなく、光を通すことによって美しい世界を作りだしてくれます。最も大切にしているのは、キャンドルとロウを通して作られるクリエイティブなデザイン。もう一つ大切なのは品質です。すぐに燃え尽きて、黒いススを出す品質の悪いモノが出回っているのは嘆かわしい事実です。
- たびたび外部のデザイナーを起用されていますが、デザイナーを起用する時の基準は?
スペインの、特にカタルーニャ地方で活躍するデザイナーからオファーが来る事が多いですね。最初はスペインにこだわるつもりはありませんでしたが、セラベラをカタルーニャのブランドと意識してくれている方や、デザイナーが多いので、今後もカタルーニャの文化を理解し代表してくれるデザイナーを起用していきたいですね。
- 今後の予定、日本へのメッセージなど
セラベラは、アーティスト、インテリアコーディネーター、デザイナー、建築家などに愛されるケースが多く、様々なイベントにおいて使用されます。今後もこういったクリエイティブなイベントにどんどん作品を出品し、キャンドルメーカーとしての可能性を広げていきたいと考えています。キャンドルとしての美しさをもっと表現できるような製品、大型のキャンドル、デザイナーを起用した製品などをプロデュースしたいと思っています。
日本はデザインが好きで、美しい文化を持つ国だと思います。我々のキャンドルにかける情熱、そしてカタルーニャの文化を感じて、キャンドルのある生活を楽しんで頂ければ幸いです。
存在感があり美しいフォルムを持つセラベラのキャンドル。火を灯した時の美しさは、きっとお部屋の印象を変えてくれる事でしょう。照明の明かりを一つ消して、キャンドルの明りが作り出すリラックスした空間で過ごしてはいかがですか?

上、中 : ジョルディ・ラバンダ デザインのキャンドル
下:シビラ デザインのキャンドル







