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REDECKER 伝統とモダンの調和が生む道具

伝統とモダンの調和が生む道具
REDECKER/レデッカー

1935年創業のREDECKER(レデッカー)はドイツのブランド。ブラシや木製の雑貨を作り続けている老舗です。ありとあらゆる種類のブラシを製造しており、古くから作り続けているブラシから、現代的な需要にフィットするブラシまで膨大な種類のブラシを手掛けています。レデッカーのメイン商品はブラシですが、その用途と使用シーンは多岐に渡っています。
  • すべてはワークショップから

    ドイツはボックホルストにレデッカーの本拠地はあります。レデッカーの製品の多種多様なブラシから天然の木材を使用した生活雑貨にいたるまで、熟練の職人の手作業にて仕上げられます。

    専門的な用途を持つブラシ達は、見た目にも個性がありユニーク。その佇まいは、何か使命を持って生まれてきたかのような雰囲気があり、つい手にして使いたくなってしまいます。

    ドイツはボックホルストの工場

  • 古いもの 新しいもの

    レデッカーでは、長く使いつづけられている伝統的なブラシを作り続ける一方で、現代のライフスタイルにフィットする新しいブラシも手掛けています。伝統も大事にしつつ、新しいものも柔軟にとりいれてく姿勢がレデッカーの真骨頂と言えます。作り手が創造性と好奇心にあふれ、彼ら自身が楽しみながら生み出したブラシや生活雑貨たちは、使う私達をも楽しませてくれるのかもしれません。

    様々な用途のブラシ

  • ブラシの素材と用途

    Bodies -ボディ-
    レデッカーのブラシのボディはビーチ、オーク、ペアー、アッシュなどの木材を用途に合わせて使い分けています。それに加えて、キッチンなどの水にさらされる用途のブラシはオリーブ素材をメインに使用しています。木材はドイツ産のものを使用し、ワークショップで加工されます。

    Bristles -豚毛-
    ドイツ国内の豚やイノシシの毛を使用しています。太く固さのある毛は耐久性に優れていて、水に濡らす事ができます。また、静電気が起きにくい特性があるため、ヘアブラシや洋服ブラシをはじめ、キッチンブラシやバスブラシなど多くの用途に使用されます。

    Horse hair -馬毛-
    ブラシメーカーにとって馬毛は特別な素材です。馬のたてがみ、しっぽから取れるこの美しい素材は、柔らかさとハリの両方を備えています。水に濡らして洗浄が可能で、幅広い用途のブラシに使用されます。

    Goat hair -山羊毛-
    長毛種の山羊の毛で、非常にソフトでふわふわとした質感が特徴。傷をつけずにブラシがけできるので、傷の付きやすいデリケートなもののお手入れや、ベビー用ブラシ、ホコリはたきなどに使用されます。原則として水洗いはできません。

    Fibre -植物繊維-
    植物から取れる繊維で、用途によっていくつかの種類のものを使い分けています。植物繊維は硬くてコシがあり、水に強いのが特徴。キッチン用のブラシやほうきなどに多く使用されています。

    用途に応じた素材選び

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豊かな食文化と伝統工芸が今も栄える、石川県金沢市で1908年に創業したニッコー。原料加工、生産、出荷まで、金沢市の郊外の本社工場で一貫して行ない、日本でのものづくりにこだわっています。長年培われた伝統をベースにつねに技術革新を重ね、高いクオリティのテーブルウェアを手がけています。