21.07.20
倉俣史朗の幻の名品「SAMBA-M」復刻版が発売
20世紀を代表するデザイナーの一人、倉俣史朗(1934-1991年)の幻の名品SAMBA-Mが没後30年である今年に合わせて復刻されました。
SAMBA-Mは1988年に東京、パリ、ミラノを巡回した展覧会「IN-SPIRATION」で発表されました。当時まだ無名だったロン・アラッドやザッハ・ハディドなど若いクリエーターも招かれたこの展覧会は、既存の概念にとらわれない新しい照明デザインを提案する場であり、倉俣氏は展覧会の監修・会場構成を担当するとともに、自らもこの「SAMBA-M」を出品しました。
当時の最新テクノロジーであった赤色発光ダイオードをワイングラス型のガラスで包んだオブジェで、展覧会のオープニングでは自らシャンパンを注いで赤く点灯させたというエピソードも残っています。
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SAMBA-M ¥29,700
今回の復刻はギャラリー田村ジョーの企画によって、クラマタデザイン事務所監修のもと独自のLED技術を用いて数多くのポータブル照明を手がけるAmbientecのダブルウォールガラスや充電仕様への改良を加えて実現しました。
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発表当時は製造が困難で非常に高価だったため、ごく少量しか世にでることはありませんでしたが、Ambientec独自の設計、技術によるコードレスや防水機能によって長時間使用できる身近なプロダクトとして蘇りました。
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光源:LED
調光:3段階
連続点灯時間:LOW 24時間 / MID 12時間 / HIGH 6時間
充電時間:約3時間 充電式リチウムイオンバッテリー 3.7V / 190mAh
サイズ:本体 約Φ80×H212mm
素材:本体 ガラス、アルミニウム、シリコンゴム、ABS
付属品:専用充電台、USBケーブル